ちょっと中国が気になる

中国の旅行記が中心のブログです。中国語は話せませんが、スマホ決済はできるようにしました。リンクはご自由にどうぞ。画像の転載(加工を含む)はご遠慮下さい。

北京ひとり旅2018 2日目 ~vol.4 銀行口座を開設する、モバイル決済の登録に成功~

銀行へ口座開設に行く(中国工商銀行

午前は意外に早く用事が済んだので、マクドナルドで休憩した後は王府井のショッピングモールをぶらぶら見て回りました。
ただ何となく気持ちが晴れません。
それは、午後の銀行口座開設がうまくいくかとても不安だったからです。

旅行前にネットで調べていると、以前に比べて中国での銀行口座開設が厳しくなったと知りました。
旅行で来た程度の短期滞在者が、中国での住所やビザを持っていない中で口座開設できる保証はありません。
ただ、中国では銀行によって、また支店によって、更には行員によっても対応が違うようなので、とりあえず片っ端から銀行に行ってみようと考えました。


ネットで12:00~13:00は休憩時間になっている銀行もあると知ったので、13:00頃に銀行に行くことにしました。
まず、王府井大街の中国工商銀行にやってきました。

 

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入り口にいた警備員のおじさんに口座開設したいことを伝えると、行員の男性を呼んでくれました。
出てきた行員の男性が何か話してくれましたが、内容が分からずに困ってしまいました。
すると、日本語が話せる別の男性行員がやってきました。
これは大変ありがたかったです。
ですが「口座開設はできません」と言われてしまいました。
やはり簡単にはいかないものです。

 

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ただせっかく銀行に来たので、両替したいと伝えたら「それはOK」とのこと。
写真は、番号札を引いて順番を待っているところです。
50,000円を2,889.10人民元に換えてもらいました(1人民元=17.31円)。

 

銀行へ口座開設に行く(中国建設銀行

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気を取り直して、近くの中国建設銀行に行きました。
入ったところに案内係の女性がいて、口座開設したいことを伝えたところ、何やら他の行員とひそひそ話をしています。
すると「この番号札を渡すからちょっと待ってて」みたいなことを言われたように思いました。
言葉は分かりませんでしたが、案内係の女性は口座開設できるように対応してくれました。

 

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(写真は、ガラスで反射して自分が写っているので白っぽく加工しています)

私の順番が来ると、すぐそこにある店頭ブースではなく、奥にあるブースに呼ばれました。
銀行にとってどういった理由があるのかは分かりませんが、些細なことで不安な気持ちになります。

係の人は温和な男性でした。
中国で”窓口”というと、大体ガラス越しにやり取りをする造りになっています。
メモを渡して口座開設したいことと持っている物を伝えました。
パスポートは当然必要ですが、やはり中国の携帯番号は必須でした。
なぜなら、口座開設手続きの中でSMS( 短信 duǎnxìn )が送られてきます。
そこに書かれている6桁の数字を機械に入力することで、本人認証をする仕組みになっています。
いわゆる、ワンタイムパスワードです。
中国では本人確認において住所ではなく、携帯番号を重要視するようです。

また税金の絡みで納税者識別番号( 纳税人识别号 nàshuìrén shìbiéhào )が必要です。
当然中国の納税者識別番号は持っていませんから、日本のマイナンバーを登録することになります。

外国人の口座開設ということで、窓口の男性にとっても不慣れな手続きだったようです。
他の行員さんと相談しながら手続きを進めてもらいましたので、結構時間がかかりました。

 

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そして、口座開設手続きが完了し、キャッシュカードを渡してもらいました。
中国語を話せない外国人が、2行目で口座開設できました。
やればできるものです。
カードにUnion Pay( 银联卡 yínliánkǎ )というマークがありますが、デビットカードとしても使えますので、現金を持つ必要性はぐっと減ります。
中国の最高額紙幣は100元札です。
これはわずか1,700円くらいの価値なので、例えば50,000円分持ち歩くと財布の中はお札でパンパンになります。
早速、店内のATMで口座に入金をして帰りました。
ディスプレイの操作は、英語の表記もあったので簡単にできました。

 

微信支付、支付宝の登録に成功

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銀行を出た後は手続きで緊張して疲れたこともあり、一旦ホテルに戻りました。
16:00頃にホテルの自室に戻り、まず微信支付(WeChat Pay)の設定、次に支付宝(Alipay)の設定を行いました。
微信支付で銀行口座が紐付けできると、上の写真のような状態になります。
登録の仕方については、他にネットで掲載されている方がいらっしゃるので譲ります。
現地の人たちは複数の銀行口座を紐付けしているようです。

 

旅行記の続き】

zhangge.hatenablog.com