北京ひとり旅2018 3日目 ~vol.6 夜の什刹海~
什刹海へ行く
北京の観光名所として有名な什刹海( 什刹海 Shíchàhǎi )へ向かいます。
この日の観光の仕方は極めて非効率になってしまいました。
移動の効率を考えると、次の日に行く予定だった朝陽公園( 朝阳公园 Chāoyáng Gōngyuán )に行くべきでした。
あるいは、什刹海→南鑼鼓巷→三里屯と移動するべきでした。
まぁ行きあたりばったりの旅行なので仕方ないです。
地安門西大街( 地安门西大街 Dì'ānmén xīdàjiē )を西に進むと、18:00頃に前海( 前海 Qiánhǎi )の南端に着きました。
什刹海は、前海・後海( 后海 Hòuhǎi )・西海( 西海 Xīhǎi )の総称だそうです。
暗くなる時間だったので、人通りもまばらで閑散としていました。
「 冰雪世界 」と題したオブジェが飾ってありました。
静かで風もなく、落ち着いた風景です。
湖の水が澄んでいるのか、景色が水面に反射して映っています。
「 荷花市场 」の門をくぐり、湖に沿って時計回りに歩くことにします。
前海と後海をぐるっと回りますが、まずは前海です。
落ち着いた雰囲気の素晴らしい所なのですが、湖はどこから写真を撮ってもあまり代わり映えしないので、近くの 胡同 hútòng を通って後海へ向かうことにしました。
北京は首都であり大都市ですが、この辺りに限らず街中に昔ながらの街並みが残っています。
このように訪れた場所の街並みを見ることが、旅行の楽しみの一つでもあります。
過去に行った上海や大連も、主要駅や高層ビルの近くに胡同がありましたし、同じ街の中で新しさと伝統の両面を見られるのが中国の特徴(良いところ)だと思います。
通報されない程度にうろうろして進みます。
18:30頃、後海にやってきました。
湖の外周道路の街灯もつくくらい暗くなってきました。
さっきの前海と違って、後海の水面は凍っています。
こういうのを見ると、改めて寒いことに気付かされます。
対岸の少し高い塔は「 望海楼 Wànghǎilóu 」です。
夜の什刹海は若者の街
19:05頃、後海の北西端から望海楼を通って、銀錠橋まで戻ってきました。
銀錠橋は前海と後海の境目にある橋です。
この辺りはバーなどの飲食店が多く、とても賑わっています。
残念なのは、暗いこともあって、撮った写真が不鮮明だったことです。
写真で伝わらないのが残念ですが、外まで音楽が流れていて賑やかです。
銀錠橋のところで北方向へ入り、烟袋斜街 を歩きます。
小吃 を売るお店がたくさんあって、見物には持って来いの通りです。
友達と歩きながら気になった物を買い食いして楽しむのは、どこの国の人も共通のようです。
烟袋斜街の東端に門があったので、写真を撮っておきました。
この付近は通っただけになりましたが、近くの別の通りにもたくさんお店があったようなので、もっと見物しても良かったなと思います。
地安門外大街( 地安门外大街 Dì'ānmén wàidàjiē )に出ました。
この時、この周辺の地理が頭に無くて「ここはどこ?」と少し迷子状態でした。
そのため、地下鉄の駅を探すことだけ考えていましたが、後になって 鼓楼 Gǔlóu がすぐ近くにあったことに気付きました。
少しでも見に行っておけば良かったと後悔しています。
写真の左奥にうっすら写っている建物が鼓楼のように見えます…。
近くで地下鉄の什刹海駅の看板を見つけたので、地下鉄に乗って移動します。
駅で見つけた周辺地図です。
地下鉄8号線で南鑼鼓巷駅へ、そして6号線に乗り換えて 東四駅へ向かいます。
いずれも一駅乗っただけで乗り換えとなったため、疲れます。
中国の地下鉄は乗り換えで結構歩く気がします。
また王府井へ
東四駅でさらに地下鉄5号線に乗り換えて、21:10頃に王府井駅までやってきました。
ホテルの最寄り駅でも無いのに、また王府井かと自分でも思います。
まだ北京の多くの場所は初めてで不安が拭えませんが、王府井は安全・安心と確信しました。
加えて日頃からコーヒーを一日中飲む人間なので、遅くまでスタバが開いている王府井はありがたく、ショップが入っている東方新天地にやってきました。
この頃には、地下鉄王府井駅から東方新天地へ直結の道を覚えられるようになっていました。
スタバでいつものようにスターバックスラテを28元(約476円)で飲み、体を温めます。
それにしても早朝からよく動きました。24,706歩!
ホテルに戻る頃には25,000歩を超えるのは確実です。
ようやくホテルへ戻る
22:10頃、東方新天地の中を東に進み、東単付近でMobikeに乗ってホテルに帰ります。
地下鉄での移動の方が楽な気もしますが、荷物検査と乗り換えが煩わしいため、Mobikeの利用頻度が高いです。
途中で地味に右に曲がる道を間違えて行き過ぎていますが、こんなドジまで残ってしまうので、GPSにはそこまで正確に働いてもらわなくて良いと思っています。
22:25頃、建国门内大街と北京站街が交差する交差点で、南東方向に向かって写真を撮りました。
おそらく恒基商城の建物ですが、とてもきれいにライトアップされていました。
22:33頃の北京駅です。
きっと夜行列車で移動するという人もいるんでしょう。
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