2019年 中国高速鉄道3,927kmの旅 1日目 ~vol.2 陸家嘴周辺を散策~
上海リニアに乗って市中心部へ
空港から上海市中心部へはタクシー、バス、地下鉄など様々な交通手段がありますが、移動時間の速さと珍しさにより、個人的にはリニア( 磁浮 Maglev )に惹かれます。
今回もリニアに乗るため、案内板の矢印に沿って進みます。
リニアの乗り場までやってきました。
龍陽路( 龙阳路 Lóngyánglù )駅まで行きますが、もっと中心部まで乗り入れてほしかったといつも思ってしまいます。
ノンストップで最速6分だったと思います。
料金は片道50元(約850円)ですが、往返票 wǎngfǎnpiào という往復券を買うと片道40元(約680円)となりお得です。
ちなみに「Metro大都会」というスマホアプリを使えば、乗車券を買うことなくQRコード決済でリニアにも乗車することができます。
ただ、残念ながら往復の割引には対応していないので、往返票を往復80元で購入しました。
往返票の写真です。少しピントが合っていません。
何度か乗ったことがあるので感動はありませんが、一応写真を撮っておきました。
この時間はとても空いています。12:02発です。
【動画】上海リニア(浦東空港駅→龍陽路駅)
(※クリックすると再生します)
龍陽路駅で地下鉄に乗り換え
空港駅から7分ほどで龍陽路駅に到着し、地下鉄に乗り換えて、12:20頃に2号線のホームに来ました。
陸家嘴( 陆家嘴 Lùjiāzuǐ )駅まで行くのですが、先ほど空港に着いてからなかなか銀行ATMが見つからなくて困っていました。
スマホでの決済が増えることに備えて、日本で調達した人民元紙幣を銀行口座に入金しておこうという考えです。
龍陽路駅や陸家嘴駅周辺にもATMが無いようなので、仕方なく世紀大道( 世纪大道 Shìjì dàdào )駅で途中下車することにしました。
天気は残念ながら雨とのことですが、世紀大道駅で降りると雨は止んでいました。
スーツケースを引きずりながら傘を差すのは辛いので助かりました。
駅から5分少々歩いて見つけました。
中国建設銀行 上海東方路支行です。
位置は百度地図の通りで、正確でした。
今後も旅行中は百度地図を頼りにします。
無事にATMで入金ができたので、先を急ぎます。
初めての陸家嘴
陸家嘴駅に着き、東方明珠電視塔( 东方明珠广播电视塔 Dōngfāng Míngzhū Guăngbō Diànshìtă )方面へ向かいます。
テレビ塔と言った方がピンとくると思います。
地下鉄の駅を出ると、いきなり西洋風の非常に高い建物が迎えてくれました。
中国っぽくない雰囲気と建物の高さにビックリしました。
テレビ塔が見えてきましたが、高さが467.9mあるので、離れた場所からでもフレームに収まりません。
この案内図のデザインは良いと思いました。
この広場には荷物検査を受ければ無料で入れます。
テレビ塔を登るにはお金が必要ですが、特に登ってみたいと思わなかったので、広場で写真だけ撮ることにしました。
階段を上がった所に「上海欢迎您」とありますが、「〇〇欢迎您」というのはこの先も色々な所で目にしました。
「〇〇はあなたを歓迎します」というのが文法に沿った訳ですが、ざっくり言えば「ようこそ、〇〇へ」という感じでしょうか。
この広場に小米のショップがあり、モバイルバッテリーを持っておくべきことに気付き、タイミング良く購入することができました。
10,000mAhで同時に2つの端末に充電できる利便性の高いバッテリーが、79元(約1,343円)でした。
店員から「袋要るんだったら5元かかるよ」って言われた気がして「それでいい」って言ったら、支払いは合計79.5元でした。
袋代は0.5元だったというのがこの話のオチですが、私の中国語レベルではまだ数字の聞き取りさえ怪しいです。
よく考えると袋代で5元(約85円)だったら、高すぎるんですけど。
円形の歩道橋の上から撮った写真です。
都会って感じがします。
またしつこくテレビ塔を撮りました。
近くを流れる川( 黄浦江 Huángpǔjiāng )を見に、濱江大道( 滨江大道 Bīnjiāng dàdào )にやってきました。
上海は3回目ですが、実は川の東側(浦東地区)から黄浦江を見たことがありませんでした。
川のバックに外灘が見える景色も良いだろうなと思って来ましたが、霞んでいるのと逆光で残念な感じでした。
今度ここに来るなら、夜に夜景を見に来るのが良いと思いました。
【旅行記の続き】