ちょっと中国が気になる

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2019年 中国高速鉄道3,927kmの旅 1日目 ~vol.4 外灘観光、上海駅を出発~

外灘へ繰り出す

Starbucks Reserve Roasteryでの時間を満喫した後は、日も暮れたので地下鉄2号線で南京東路駅に戻り、外灘( 外滩 Wàitān )の夜景を見に行くことにしました。

 南京東路駅を降りてから東へ進みますが、歩道から人がはみ出すくらい多くの人がいました。

 

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南京東路と中山東一路の交差点で、北方向に撮った写真です。
以前この外灘地区が欧米列強の租界地だった頃に建てられた歴史的建築物が数多く並んでいます。
建築物の雰囲気に合わせたライトアップがとても綺麗です。

 

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反対の南方向に撮った写真です。
遠くの方までライトアップが続いています。

 

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川沿いの遊歩道から対岸の浦東地区を撮った写真です。
前述の通り、昼間は向こう側に行ってました。

浦東地区は外灘と対照的に現代的な超高層建築物が多く、東方明珠電視塔( 东方明珠广播电视塔 )、上海タワー( 上海中心大厦 )などが存在感を放っています。
”The 上海”といった景色です。
遊覧船にも乗ったことがありますが、夏場は夕涼みをしながら夜景を見ることができるのでおすすめです。

 

【動画】上海・外灘から撮った浦東地区の夜景
(※クリックすると再生します)

 

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撮影地点は黄浦河がカーブしている地点なので、左右の外灘側の景色も見やすくなっています。
いつ来ても、何度見ても素敵な景色だなと思いつつ、外灘を後にしました。

 

いよいよ高速鉄道に乗車、最初の目的地は洛陽

ここまで上海観光が続きましたが、ようやく旅行記のタイトルにもある高速鉄道に乗ります。
翌日は別の都市の観光の予定を組んでおり、もう上海とはお別れです。
最初の目的地は洛陽( 洛阳 Luòyáng )です。

 

乗車概要(上海→洛陽龍門)

乗車日:2019年3月3日(日)
行程:上海 22:55発 → 洛陽龍門 翌08:04着
列車番号:D306(上海 → 西安北)
座席:軟卧 03車35号下段
料金:690元
購入方法:中国鉄路12306アプリで予約(2月18日)→ 駅窓口で受取(3月3日)
駅名 到着 出発 停留 距離
上海 --- 22:55 --- ---
蘇州 23:39 23:41 2分 84km
常州 00:22 00:24 2分 165km
南京 01:39 01:45 6分 301km
徐州 05:10 05:24 14分 649km
鄭州 07:15 07:20 5分 997km
洛陽龍門 08:04 08:06 2分 1,140km

 

上海駅で切符を受け取る

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午後の中途半端な時間に小籠包を食べ、スタバではクロワッサンも食べてお腹が膨れてしまったので、外灘観光後に予定していた夕食はパスしました。
茶店でコーヒーを飲んで時間を潰して、21:05に上海駅にやってきました。

切符は、中国鉄路のアプリから予約済みですが、乗車前に駅で切符を受け取る必要があります。
外国人の場合は、無人の自動券売機( 自动售票机 )で発券できないので、有人の販売窓口( 人工售票窗口 )に行かなければなりません。
上海駅の有人窓口は、上の写真撮影場所(南広場)から右手(東方向)に歩き、信号付の横断歩道を渡った場所にあります。
駅の建物から離れているので、知らないと迷う可能性大です。

 

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窓口では、身分証としてパスポート予約番号を書いたメモを渡せばOKです。
加えて予約した列車番号や座席番号なども書いておけば、話さずに済む可能性が高くなります。

実名制ですので、切符にはパスポートの番号の一部名前が記載されます(塗りつぶした箇所)。

駅では、身分証検査手荷物検査があります。
身分証検査は、中国人は無人のゲートを利用できますが、外国人は有人のゲートを通る必要があります。
駅職員を見つけてパスポートと切符を渡せばOKです。
駅によって違うでしょうけど、それほど真剣にチェックしていません。笑
手荷物検査は、たまに止められている人がいますが、空港ほどの厳しさではないので問題なく通過できると思います。

この2つの検査が済めば、待合室で改札が始まるのを待つことになります。

 

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待合室には発車時刻の1時間くらい前に着いてしまったので、飲み物を買ったりトイレで歯磨きをしたりして過ごしました。
椅子に座っていると、モバイルバッテリーを売る人が声をかけてきました。
商魂たくましい中国ならではの出来事です。

案内板で、乗車する列車の状態が「正在检票(改札中)」となると改札口を通ることができます。
改札口は、自動改札機に切符を通すことで中国人の乗客と同様に通過できます。

 

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ホームに降りると、既に乗車する列車が停車していました。
列車の写真を撮るくらいのことは、中国でも特に注意されることはありませんでした。

 

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新幹線とそっくりの高速鉄道ですが、日本には無い夜行列車です。
軟卧車( 软卧车 )に乗ります。

 

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車内はこのような感じです。とてもきれいでした。

個室に上下段のベッドが2列あり、私は下段の席でした。
上の段には若い女性がいて、もう1列の上下段は年配の夫婦でした。

 

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出発を待っている間、窓から外を眺めていました。

定刻通り列車が出発すると、しばらくは速度を抑えた運転でした。
消灯後に眠りに落ちた後、揺れで目が覚めて外を見るとまだ南京駅でした。
時計を見ると1時40分頃で「出発から3時間近く経ってまだ南京って大丈夫かな?」と遅延が心配になりましたが、定刻通りの運行状況でした。

 

旅行記の続き】

zhangge.hatenablog.com