2019年 中国高速鉄道3,927kmの旅 2日目 ~vol.4 西安・鐘楼周辺を観光する~
宿泊したホテルについて
ホテル名:康铂酒店 西安钟鼓楼店(英文名:Campanile Xian Bell Tower)
部屋の種類:ビジネスルーム(窓あり)
食事:なし
料金:7,243円(2泊合計)
購入方法:Trip.comで予約(2019年1月9日)
外資(フランス系?)のホテルで、昨年(2018年)に開業したばかりの新しいホテルでした。
ホテルの中は新築の匂いが残っていて、気分良く過ごすことができました。
18:45頃にチェックインして3階の部屋に入ると、このような感じでした。
シンプルな部屋で私の好みでした。
トイレ&シャワールームも清潔感があって良かったです。
シャワーの水圧が少し弱かったですが、それ以外に気になった点はありませんでした。
この部屋で1泊あたり約3,600円はお得です。
スーツケースを置いて、早速外へ出かけることにしました。
かき氷を衝動食い
ホテルを出て南へ歩いていたら、思いがけず見つけてしまいました。
かき氷屋のソルビン(雪冰Sulbing 粉巷店)です。
2年前にタイ・バンコクのソルビンの店に行った時以来でした。
19:05頃でこの後夕食を食べるつもりでしたが、あっさり誘惑に負けました。
草莓奶雪(66元)を食べました。
美味しかったので、また来ようと思います。
永寧門に灯籠祭りを見に行く
西安市の中心部は現在も城壁によって取り囲まれていますが、南門である永寧門( 永宁门 Yǒngníngmén )にやってきました。
鐘楼からは、南北に走る南大街を南へ800mほど進んだところにあります。
旅行計画時に情報収集していると「2019西安城墙新春灯会」が1月28日から3月10日まで開催中とのことだったので、行くことにしていました。
19:40頃に永寧門近くまでやってきました。
永寧門の北西の位置で撮った写真です。
門の手前に、煌びやかな飾りがあります。
「西安最中国 来了还想来」の意味は、私の中国語力では分かりませんでした。
永寧門もライトアップされ、形がくっきりと浮かび上がっています。
車道と同じ南の方向へ進み、永寧門の西南西の場所に来ました。
ここから見える壁は城壁の外側になりますが、赤くライトアップされていました。
【動画】永寧門(西安城墙新春灯会 Xi'an City Wall Lantern Festival)
(※クリックすると再生します)
永寧門の南南西の場所からの動画です。
門の南側にある広場もお祭り仕様で、大きな灯籠が飾られていました。
永寧門の南東の位置からの写真です。
間近で見ることができました。迫力があります。
永寧門の北東の位置からの写真です。
これでちょうど一周して来たことになります。
時間があれば本当は城壁に登りたかったです。
春節を挟んで一か月以上、毎日こんなライトアップをしてるなんて凄いと思いました。
太鼓の音もずっと聞こえていて、祭りの盛り上がりを感じることができ、旅行の良い思い出になりました。
鐘楼へ戻る
永寧門を後にし、そのまま南大街を北へ上がっていくと、徒歩10分くらいで鐘楼に到着です。
20:30頃の鐘楼です。
昼間の佇まいとはまた違う良さがあります。
暗闇にくっきりと浮かんだこの姿は、西安のシンボルとしてふさわしい姿です。
左奥に鼓楼が見えますが、この角度(南東側から)で撮った時だけ1つの写真に収めることができます。
【動画】鐘楼(ライトアップ)
(※クリックすると再生します)
夕食はハラル料理の店へ
お腹は(かき氷を食べたせいで)それほど減っていなかったのですが、せっかく西安まで来たんだからということで夕食を食べに行きました。
今回は、ハラル料理に挑戦しました。
西安はシルクロードの玄関口ですし、回民街もありますし、イスラムの食文化も入り込んでいるため、目星をつけていたハラル料理の店に向かいました。
行ったのは「化隆牛肉面」というお店です。
うっかり店の外観写真を撮るのを忘れてしまいました。
鐘楼から北東へ徒歩3分くらいの場所にあります。
牛肉炒飯(14元)と牛肉水餃子(15元)を注文しました。
さらにうっかりが続くのですが、注文した後で、中国人は餃子も主食なのであまり米と一緒に食べないといった話を思い出しました。
「あ~変な注文をしたかな」と思っていると、まず牛肉炒飯が出てきました。
具だくさんの見た目で、食べてみると味もなかなか良かったです。
さっきの炒飯、写真で見るより実際はもっと器が大きかったのですが、今度は牛肉水餃子が出てきました。
奥の椅子の大きさと比べていただくと、この水餃子の器の大きさも伝わるんじゃないかと思います。
この水餃子、量が多くて40個ほど入っていました。
ただ味が絶品で全部食べ切ることができました。
水餃子の中は日本の餃子と似て肉がたくさん入ってましたし、スープが最高に美味しかったです。
初めて中国で食事する日本人でも美味しいと思える味と思いました。
中国旅行は1人だと品数が食べれないのが難点ですので、こういう時はあと何人かいたらなと思ってしまいます。
お腹いっぱいになってお店を後にしました。
回民街へ行く
まだホテルには帰りません。
この後は、回民街へ行きます。
まず北大街を西へ渡ります。
北大街の横断歩道を渡っている時に鐘楼が見えました。
しばらく歩き、21:40頃に回民街にやってきました。
人が多く賑わっていました。
看板の画数の多い漢字は、西安名物「biangbiang面」のbiangの字です。
凉皮 liángpí の店を見つけました。
美味しそうですが、お腹いっぱいなのでパスしました。
次の日に食べに来ようかなと思います。
歩いていると、西安の歴史を紹介する場所があったので入ってみました。
「西安最中国」という中文は、英文を参考にすると「西安は最も中国らしい都市」という意味のようです。
中国の西北部を安定させるため「西安」と名付けられたようです。
なるほど、勉強になります。
無料ということもありあまり期待せずに入りましたが、内容がまとまっていて、西安の歴史を知る上では良かったです。
奥の方にはしっかりお土産屋が並んでいて、最後はお土産を買って行ってねという造りになっていました。
鼓楼を見ながらホテルに帰る
22:00を過ぎたので、ホテルに戻ります。
帰り道で鼓楼を見て帰りました。
見えにくいですが、階段の上に太鼓をたくさん飾ってあるのが特徴です。
とても立派な建造物です。
さすがに時間が遅すぎて閉まっています。
夜になってからの散策でしたが、有名なスポットを見て回ることができたので、とても良かったです。
【旅行記の続き】