2019年 中国高速鉄道3,927kmの旅 4日目 ~vol.3 中山四路、重慶人民広場を散策する~
中山四路を歩く
折りたたみ傘を取りにホテルの部屋に戻った後、通りが美しいと評判の 中山四路 Zhōngshān Sìlù へ行きました。
ホテル最寄りの臨江門( 临江门 )駅から、軌道交通2号線で4駅の移動です。
臨江門駅は地下ですが、2号線はモノレールの路線でした。
17:20頃、曽家岩( 曾家岩 )駅で下車しました。
地下道を通り、エレベーターを上がってC出口を降りると、目の前が中山四路の北端でした。
C出口付近で北方向に撮った写真です。
右下の建設中の橋の下に曽家岩駅が見えますので、この土地の高低の大きさが理解できると思います。
左から右へ(西から東へ)流れている川は、長江の支流にあたる嘉陵江です。
約3km先で長江と合流します。
この通りの特徴は、緑がとても多いことです。
街路樹が通りを覆うように並んでいたので、森林浴に似て癒される感じがしました。
都会の街中でこれだけ緑が多いと、歩いていて気持ちがいいものです。
通りの先の方まで緑のトンネルが続いていました。
近くの学校から子供が下校する時間と重なったため、子供のはしゃぐ声が聞こえ、通り全体が若々しい雰囲気になっていました。
luckin coffeeやローソンといった店舗も、伝統的な建物を活用することで、街の景観が保たれていました。
17:45頃、中山四路の南端の五叉路へ来ました。
たまたまですが、この通りを北から南へ歩くと緩やかな下りになるので、景色を見ながら歩くにはちょうど良かったです。
ゆっくりでも20~30分で歩けるので、散歩するには最適な場所でした。
重慶人民広場へ
次に向かったのは、重慶人民広場です。
人民路を歩きましたが、重慶にはMobikeが無いのが残念です。
確かに、坂が多すぎて自転車で移動するには不向きの街です。
【動画】重慶人民広場
(※クリックすると再生します)
17:55頃、重慶人民広場に着きました。
広場からすぐ近くに重慶中国三峡博物館がありましたが、非常に大きな建物でした。
残念ながら最終入館時刻は16:00だったので、外から見るだけになりました。
同じ場所で後ろを振り返ると、重慶市人民大礼堂がありました。
広場は小雨の降る平日の夕方ということで、さすがの中国でもほとんど人がいませんでした。
門で建物が見えないので、近づいてみます。
人民大礼堂もとても大きな建物で、左右対称になっている点と真ん中の円形の造りが特徴的です。
円形の造りは、北京の天壇公園にある祈念殿に似た感じがしました。
【過去記事より】
以前ネットで人民大礼堂がライトアップされた写真を見たことがあったので、もしかしたらライトアップされた人民大礼堂を見れるんじゃないかと期待していました。
ただ18:00頃で時間が早かったのか、ライトアップされた姿は見ることができませんでした。
重慶では別でライトアップを見たい場所があったので、重慶人民広場での散策はこれで終えることにしました。
曽家岩駅へ戻ります。
モノレールで臨江門駅へ
18:20、曽家岩駅に戻ってきました。
奥の座席に座っているおばちゃんが洗剤を持ち込んでいるのが何となく気になり、違う車両に乗りました。
18:35頃、解放碑前広場まで戻ってきました。
だいぶ暗くなってきたので、電光の看板が目立つようになっています。
この後、洪崖洞へ向かいます。
【旅行記の続き】