【北京】京張高鉄が開通 ~八達嶺長城へのアクセスが向上~
京張高鉄とは?
京張高鉄( 京张高铁 )とは、北京市と河北省張家口市を結ぶ高速鉄道です。
Wikipediaによると、総延長は173.947kmだそうです。
昨日(12月30日)、正式に開通したと新華網が報じています。
駅は全部で10個
本線の駅は全部で10個です。
駅名 |
---|
北京北 |
清河 |
沙河 |
昌平 |
八達嶺長城 |
東花園北 |
懐来 |
下花園北 |
宣化北 |
張家口 |
張家口市は、北京市とともに2022年開催予定の北京五輪が行われる都市です。
京張高鉄の開通により、北京⇔張家口の移動が1時間強と格段に早くなりました。
八達嶺長城への観光も便利に
まだ私も行ったことがありませんが、北京で万里の長城を観光する場合、八達嶺長城( 八达岭长城 )へ行く人が多いようです。
これまでは、主に、黄土店駅から北京市の郊外を走るS2線で行くか、徳勝門からバスで1時間以上かけて行く方法しかありませんでした。
それが今回、京張高鉄が開通したことにより、北京北駅から八達嶺長城駅(長城の地下102mに建設された)まで30分強で行くことが可能になりました。
北京北駅 ⇔ 八達嶺長城駅の料金は?
席種 | 料金(片道) |
---|---|
商務座 | 86元(約1,342円) |
一等座 | 46元(約718円) |
二等座 | 29元(約452円) |
多功能座 | 38元(約593円) |
1人民元=15.6円での計算です。
日本でいう新幹線と考えると、安い感じがします。
30分程度なので二等座でもいいかもしれません。
ちなみに多功能座という座席は初めて聞きましたが、4人掛けのテーブル席とのことでした。
大きなテーブルなので、中国の人たちはきっとトランプでもやるんでしょうね。
微博の参考記事を貼っておきます。
↓↓↓
八達嶺長城へのアクセスは良くなったものの…
この時期の八達嶺長城は、日中も当然氷点下です。
冬場に八達嶺長城を観光しても、きっと寒さとの戦いになります。
せっかく行くなら春以降の暖かい時期が良さそうです。