2019年 中国高速鉄道3,927kmの旅 7日目 ~vol.3 再见,中国!~
銀行で最後の両替
上海駅に着いてからは、駅南広場の南東の角付近にある中国工商銀行(不夜城支行)に行き、最後の両替をしました。
次に中国に来るまで携帯料金の支払いが滞らないように、銀行口座に入金しておくのが目的でした。
上海くらいの大都市だと、銀行の場所がGoogle Mapにもちゃんと載っているんですね。
携帯の基本料金は月19元(約323円)で、日本でSMSを受信するともう少し払うことになります。
5,000円分入金しておけば半年~1年くらいは大丈夫かなと思い、少額ながらも両替してもらいました。
両替レートは1元=17.065円で、293元を受け取りました。
(明細書には、100円に対するレートとして”5.8599元”と記載)
なお、両替に際して、パスポート( 护照 )、日本のマイナンバーが必要でした。
(※銀行、支店、行員により対応が異なる場合があります)
銀行を出てから南へ進み、横断歩道の無い片側5車線の大通り(天目西路)を強引に歩いて横切り、12:40頃に中国建設銀行のATMで先ほどの人民元を入金しました。
なお、このATMの横にある中国建設銀行の上海第六支行は、窓口業務が土日は休みです。
おみやげを買いに行く
地下鉄の上海( 上海火车站 )駅に戻り、南京西路駅まで移動します。
漢中路( 汉中路 ) 駅で乗り換えます。
13号線に乗り換え、南京西路駅へ向かいます。
13:10頃、また Starbucks Reserve Roastery に来てしまいました。
中国のおみやげは、食べ物が不人気のため、ここのグッズを買って帰ったら喜ばれるんじゃないかと思いました。
とても種類がたくさんあるので、見ているだけでも楽しく、どれを買おうか迷ってしまいました。
この中から適当にコーヒーカップを買いました。
プレゼント用の包装もしてくれます(有料)。
また、話し声で分かったんですが、日本人が何人か居ました。
私と同じようにおみやげを買いに来ていたようでした。
みんな考えることは同じです。
入店時は列はありませんでしたが、14:00過ぎに店を出ると長い列ができていました。
いよいよ浦東空港へ
14:25頃、浦東空港へ向かうために、地下鉄2号線で南京西路駅を後にしました。
龍陽路駅まで行き、リニアに乗り換えます。
地下鉄の車内で、搭乗する飛行機の状況を確認しました。
夜に関空に到着する便のため、遅延しないかどうか気になってしまいます。
この時、CA406(名古屋中部→上海浦東)として飛行しているところでした。
約1時間前に名古屋を離陸し、順調に上海へ向かっていることが確認できて安心しました。
15:00頃、龍陽路駅からリニアに乗車しました。
15:10頃、空港駅に到着し、空港ターミナル2( 二号航站楼 )へ向かいました。
搭乗概要(上海浦東→大阪関西)
行程:上海浦東 17:30発 → 大阪関西 20:30着
利用航空会社:中国国際航空(Air China)
便番号:CA163
料金:31,220円(往復合計)
購入方法:中国国際航空 公式サイトで予約(2018年10月22日)
オンラインチェックインをしていたものの、スーツケースを預ける列が長かったので、結局時間を費やすことになりました。
並んでいる間、近くで電話をしていた女性が「ここに来て、やっと周りに日本人が居るのが分かってほっとした」と話していました。
この女性もひとり旅をしていたのでしょうか?
ちなみに、私は周りに日本人が居てほっとする感覚を得られませんでした。
自発的な旅行で来たので一度も寂しいと思うことがなく、またマナーに寛容な中国で羽を伸ばしていた感があります。
自分のおみやげの購入に失敗
15:45頃にスーツケースを預けて、出国審査と保安検査を通過し、スタバに寄りました。
自分のおみやげに、マグカップ( You Are Here – Xi'an )を買う予定でした。
結論としては、欲しかったカップは置いていませんでした。
西安で購入すると各都市を巡る間にカップを割ってしまう可能性があり、また前年に立ち寄った北京首都国際空港のスタバで各都市のカップが置いてあったので、最後にここで購入できるだろうと思ったら失敗しました。
首都の北京だけ特別だったようで、今回は過去の体験が仇になってしました。
【参考記事】
お別れの時間
搭乗口(D80)には、16:40頃に着きました。
搭乗案内の開始時刻は16:45だったので、ちょうどいい時間に到着しました。
ところが、16:45を過ぎても案内が始まらず、17:00を過ぎてもこのような状況でした。
こんな感じで時間を持て余すくらいなら、(ベタですが)豫園の南翔饅頭店に行って小籠包を食べてから空港に来れば良かったです。
そうはいっても、ボーディングブリッジを離れたのは定刻の17:30でした。
これでしばらく中国とはお別れです。
また上海に来ると思います。
きっと上海以外の都市にも来ると思います。
まだ行ったことが無い都市が中国にはたくさんあります。
今回の旅行で、地方都市に行く自信も付きました。
これからもっと身近に中国への旅行を計画できると思います。
誘導路で、一週間滞在した中国との別れを惜しみました。
……。
18:00を過ぎて30分以上経ったのに、いつになったら離陸するんでしょうか。
この時には「別れを惜しむ気持ち」より「関空から乗るバスの時間を焦る気持ち」の方が勝っていました。
ボーディングブリッジを離れた時に、建物にライトなんて付いていませんでしたし。
結局、離陸したのは18:10でした。
割と有名ですが、中国国際航空の機内安全ビデオのパンダは可愛いです。
それに引き換え、CAさんは可愛くなかったです。
というのは、私に中国語の税関申告書を渡してきたからです。
未熟な中国語しか話せない日本人(私)を、中国人と間違うなんて驚きました。
書き方の要領は分かるので、この用紙に書いて関空の税関職員に提出しました。
「中国人と間違われました」と言ったら、笑ってました。
横の中国人が、食後に持ち込んだリンゴの皮をピーラーで剥いて食べてました。
ピーラーって持ち込んで良かったんでしたっけ?
日本時間20:37頃、関空までだいぶ近づき、神戸の街が見えました。
不鮮明ですが、ポートアイランドです。
通常、徳島の鳴門付近から淡路島の東側を通って南西方向から着陸しますが、今回は神戸沖を東進し北東方向から回り込んでの着陸でした。
定刻より15分遅れて、20:45に無事に関空に着陸しました。
(次回、最後のまとめを書きます)