2019年 中国高速鉄道3,927kmの旅 5日目 ~vol.2 復興号に乗って荊州へ行く~
乗車概要(重慶北→荊州)
行程:重慶北 07:50発 → 荊州 12:49着
列車番号:G1314(重慶北 → 深圳北)
座席:一等座 09車 06A号
料金:311元
購入方法:中国鉄路12306アプリで予約(2月12日)→ 駅窓口で受取(3月4日)
駅名 | 到着 | 出発 | 停留 | 距離 |
---|---|---|---|---|
重慶北 | --- | 07:50 | --- | --- |
長寿北 | 08:20 | 08:32 | 12分 | 68km |
利川 | 09:48 | 09:50 | 2分 | 278km |
恩施 | 10:22 | 10:26 | 4分 | 339km |
宜昌東 | 12:10 | 12:15 | 5分 | 553km |
荊州 | 12:49 | 12:54 | 5分 | 641km |
この日は湖北省南部にある荊州市へ向かいました。
7:50発の高速鉄道に乗り、約5時間の長旅となります。
改札は7:30から始まりました。
【動画】重慶北駅の改札口からホームへ
(※クリックすると再生します)
エスカレーターでホームへ降りている時、あることに気付きました。
なんと、復興号( 复兴号 )ではないですか!!
これより先の行程で、復興号を狙って予約もしているのですが、この列車が復興号であることは事前には分かりませんでした。
にわかに乗るのが楽しくなってきました。
車両は、中国鉄路広州局集団所属のCR400AF型でした。
8両×2の16両での運行です。
今回も約5時間の乗車となるため、一等座にしました。
2列+2列の配列でゆったりと座ることができます。
一等座はあまり人が乗ってきませんでした。
発車時点で私を含めて3名だけでしたので、車内はとても静かでした。
重慶北駅を出発
列車は定刻の7:50に出発し、寧蓉線寧渝段を東へ進みました。
最初に停車した長寿北駅には、定刻より4分早く着きました。
車窓からの景色をのんびり見て過ごしました。
出発から3時間ほど経ったところで退屈になり、車内を歩くことにしました。
ただ、自分の席は無いのに私の乗った9号車をウロウロする怪しいおっさんがいたため、長く歩けませんでした。
車両自体が新しいこともあり、洗面台やトイレは非常にきれいでした。
給湯器ももちろん設置されていました。
恩施~宜昌東間を走行中に、電光案内板に「現在の速度149km/h」と出ていました。
営業運転で最高350km/hを出せるのに、カーブが多く貨物列車と併用の路線のせいで、ポテンシャルを発揮できないまま走っていました。
11:58頃、長江にかかる橋を通過しました。
宜昌東駅まであと少しの場所です。
【動画】G1314(重慶北→深圳北)宜昌東駅に到着
(※クリックすると再生します)
宜昌東駅を過ぎ、あと20分くらいで荊州駅に着くなぁと思っていたら、乗務員の人から「春意」と書かれた箱をもらいました。
「一等座贈品」と書かれています。
中はお菓子の詰め合わせでした。
昼食の時間帯なので、サンドイッチのような軽食でも出してくれたのかと思いましたが、考え過ぎでした。
肝心の味はいまいちでした。
パッケージはきれいだっただけに残念に思いました。
荊州駅に到着
12:49、定刻通り荊州駅に到着しました。
荊州は重慶から600km以上離れており、重慶のような雨は降っておらず、薄日が差していました。
改めて復興号の車体を見ると、ウルトラマンみたいな色使いだと思いました。
看板が大きいのは、中国では至って普通のことです。
大きければ大きいほど、見えやすくて良いということなのでしょう。
駅の外観です。
この後、早速荊州観光に出かけます。
【旅行記の続き】