日本でポケットチェンジから微信支付に入金する
ポケットチェンジ(Pocket Change)が使えない!?
こんにちは。久しぶりに記事を投稿します。
ポケットチェンジ(Pocket Change)を利用する機会があったので、体験談を書いてみます。
ポケットチェンジは、海外旅行で余った外貨を電子マネーなどに交換できるサービスです。
交換先として微信支付(WeChat Pay)が用意されているので、中国旅行で微信支付を使いたい人に好都合のサービスです。
しかし、微信が実名認証を厳格にしたことで、ポケットチェンジから微信支付への交換が滞る事象が発生したようです。
そのため、微信支付への交換が一時停止されていたことを知りました(投稿時点8/2では、一定の条件下で交換可能です)。
余った香港ドルを微信支付に交換してみる
先月香港旅行に行き、いくらか香港ドルが余ってしまったので、ポケットチェンジを使って微信支付に入金することにしました。
ポケットチェンジの説明によると、微信支付への交換は「中国の居民身分証や中国国内の銀行口座の登録で実名認証を行ったお客様向け」とあり、私は中国国内の銀行口座の登録で実名認証を行ったので大丈夫かなと思い、トライしてみました。
今回は、JR大阪駅中央改札前の日本旅行 TiS大阪支店に設置されている機械で行いました。
早速、微信支付への交換について注意メッセージが出ました。
100香港ドルを投入しました。
これで交換できなければ、約1,400円を捨てることになります。
割り切れる金額ですがドキドキします。
出てきたレシートです。
長いレシートだったので、上半分だけ載せています。
クーポン利用で76.47人民元に交換できることになりました。
交換レートは…お世辞も良くありません。。
でも外貨のまま余らせるよりはマシと考えます。
黄色で塗りつぶしている正方形の箇所は、QRコードです。
これを後でスマホで読み取ります。
夕方になって手が空いたタイミングでQRコードを読み込むと、まず使用規則を確認するページが出てきました。
例え日本語であってもこの手の規約は読みませんので、迷わず下までスクロールして「同意」ボタンを押します。
次のページで、パスポート番号と氏名と携帯番号の入力を求められました。
私の経験上では、以前はこのようなページはありませんでした。
パスポート番号は「TR1234567」のように入力し、氏名(例:日本 太郎さんの場合)は「NIPPON TARO」のように入力し、携帯番号は日本の番号で「09012345678」のように入力し、「OK」ボタンを押します。
急に日本語の文章も出てきましたが、SMSで確認コード(ワンタイムパスワード)を送ったとのことです。
すぐに確認コード(7072)を受信しました。
確認コード(7072)を入力して、確認ボタンを押します。
また使用規則のページが出てきたので、再度「同意」ボタンを押します。
情報収集についての承諾画面です。
「允许(許可)」ボタンを押しましたが「拒绝(拒絶)」ボタンの場合は次に進めるのでしょうか?
入金手続きが成功したようです。
念のため、残高を確認してみます。
元々、画面右上の「钱包(財布)」には残高が無かったので、入金された76.47元がちゃんと入っていることが分かります。
100香港ドルが無くならずに済みました。
(参考)微信支付から中国の銀行口座へ出金する
続けて、微信支付と紐付けしている銀行口座へ出金をしました。
「提现(引き出し)」ボタンを押します。
登録している中国建設銀行の口座へ、全額(76.47元)を出金します。
手数料0.1元は、かからないようでした。
6桁の暗証番号を入力します。
出金手続き完了です。
銀行口座への着金はさほど時間がかからないはずなので、確認してみます。
网上银行(ネットバンキング)で確認したところ、既に着金していました。
調べたところ、わずか2秒で着金してました。早い!
これで当分携帯料金の支払いに充当できます。
まとめ
ポケットチェンジの説明通り「中国の居民身分証や中国国内の銀行口座の登録で実名認証を行った」場合は使用できると思います。
ただ、日本人で中国国内の銀行口座を持つ人は少ないと思います(仕事で現地に駐在でもしない限り)。
これまで国際クレジットカードで実名認証していた人の利便性は損なわれてしまったように感じました。
以前の話になりますが、銀行口座を開設した時の記事を貼っておきます。
口座開設は今の方が厳しくなっている気がしますので、記事が役に立たない可能性がありますがご容赦下さい。